連休中だというのに、読書感想文三本立て。
不道徳教育 - 擁護できないものを擁護する
著:ブロック.W、超翻訳:橘 玲
ポン引き、ダフ屋、シャブ中など不道徳な人々を、リバタリアニズムと経済学で理路整然と擁護しています。考え方の一例をあげますと、道徳心のある第三者が余計な法律を作ることで、闇社会を肥大化させて、社会的に損失を与えている、とあります。消費者金融の上限金利引き下げ問題にあてはめると、消費者金融でお金を借りる必要のない人達が善意で法律を変えて金利を引き下げることで、高リスクの人達は闇金融でお金を借りるしかなくなり、法の網の目にかからない闇金融市場が広がるということです。消費者金融業界を健全にするために必要な施策は、上限金利を引き上げ、合法的な消費者金融市場を広げて、違法な契約や取り立ての罰則を強化することとなります。株価と同様、法律も情緒で形成されていることがよくわかります。
ウェブ進化論 - 本当の大変化はこれから始まる
著:梅田 望夫
グーグルとはてなというエリート集団の会社を、「あちら側」ということで理路整然と絶賛しています。私は、「こちら側」の人間で、この本を読んでもグーグルとはてなを広告枠を販売する会社と認識(これを著者は思考停止と指摘)していますし、まあ、web1.0と地方都市でボチボチ生活しようと思います。web2.0とweb1.0の違いは、windows95とwindows3.1ぐらいの違いかなぁとか考えていると、「あちら側」から置いてけぼりにされそうですが、私にとっては、インターネットも線路も水道も生活インフラであり、インターネットが生活の全てではないと感じているので、web2.0の熱気には投資せず、ボチボチ見物していきたいと思います。グーグルがネットの世界でどれだけ稼いで変革を起こしていくと高揚感を感じたとしても、近所の川の水を飲み水にしてくれるわけではないということで。。
<女子大生会計士の事件簿>世界一やさしい会計の本です
著:山田 真哉
私は、大学の講義で企業会計原則を学んだときにかなり悶え苦しみましたが、この本で少し会計を理解できたように思えました。本当に単純にきちんと整理されています。しかも挿絵は萌え系(おそらく)です。私のようななんでもシロートにはこの本で十分かもしれませんが、専門家になるためには何事もきちんと勉強する必要はあるとも思います。はてさて、この先、私は何かの専門家になれるのでしょうか。。専門家になれなくても生きて行けそうな気もしますし、まあ、ボチボチがんばります。